明日は来るのか?

日々の悩みやひとりごと

現実は私の気持ちと乖離していた

初めて小説を載せたサイトはカクヨムでした。

書き始めたきっかけは母の病気で、一時でも現実を忘れるためでしたが、ちょうど同じタイミングでカクヨムのコンテストを知ったからです。

もちろん、初めての小説で賞に絡めるはずもなく、たいしたPVもないまま終わりました。

今は知りませんが、当時カクヨムラノベが主流で、私の書くものは場違いだと思い、幅広いジャンルを扱っているエブリスタに移りました。

数年後には、また別のサイトに移りましたが、これはエブリスタでの出来事です。

エブリスタはSNS色が強く、つぶやきがTLに流れるので、そこでフォロワーと交流することも可能です。

これは、そのうちの一人の男性・Tさんとの間に起こったことです。

私は基本的に、長編も完結させてからサイトで連載を始めることにしています。

そのときも、別の作品を連載しながら、パソコンに書いている途中のものがありました。

Tさんの小説を読んでいたら、ある一部のシチュエーションが、今私が書いているものと酷似していたんです。

もちろん書きかけなので非公開です。

それで、そのことを何の気なしにつぶやいたところ、彼が激怒しました。

理由は、私が彼に対して「アイディアを盗用した」と文句を言っていると。

もちろん勘違いです。

それはちゃんと読めばわかることなのに、まさか文章を書くことを趣味としている人がこんな…とショックを受けました。

(今回、兄との間にあったことで、よく似ているなあとTさんを思い出したんです)

しかも彼は、私の小説なんて「読んでいないから盗用するはずがない」とまで言いました。

「語るに落ちる」という言葉がありますが、エブリスタとは、ある意味それで有名な(?)サイトです。

つまり、はてなブログと同じでSNSの「いいね」に当たる☆があって、多くの人の間で、お互い相手の小説を読まずに☆だけ付け合うという行為が横行しています。

ある意味仕方がないことだと思います。

何十人もの人の小説をじっくり読んでから☆を付けるというのは、物理的に不可能ですから。

私はそういうことに嫌気がさして、後に別のサイトに移ったんですが。

いろいろあったものの、結果的にTさんは自分の勘違いに気づき、事態は一応の決着を見ました。

ただ、私はショックのあまり、書きかけの小説の続きを書くことができなくなってしまったんです。

それで、その小説の連載を開始しようと思っていたタイミングで、別の作品を流用しました。

それが、初めてカクヨムに書いた作品です。

正直、そのときは、すでにその作品は自分が目指すものとは違っていて、不本意ではありましたが。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

12万字に及ぶ長い作品でしたが、滞りなく、またそれほどのPVもなく、無事連載を終えました。

たいした反応がないのはいつものことです。

ところが。

完結したとたんに作品がバズりました。

それまで、一日のPVは多くても3桁でしたが、それが4桁になり、ジャンル別で1位にもなりました。

規模の小さいサイトならばともかく、エブリスタで1位になることが簡単でないのは、使ったことがある人ならわかると思います。

とてもうれしかったんですが、私が読んでもらいたいと思っている作品は別にあったので、内心複雑でした。

もっとも、1位だったのは、ほんの数日のことで、その後は徐々にPVも減って行きましたが。

そのことがきっかけで、一時的にPVだけが増えても(しかも1日4桁くらいでは)、結局後には虚しさしか残らないことを知りました。

こんなことを言っては、読んでくれた人たちに失礼だとわかってはいるんですが…