香典返しとお礼代わりの早めのお歳暮が届いたようで、年上の従兄と、葬儀に来てくれた叔父からお礼の電話がありました。
こちらはお礼に送ったんだからお礼なんていいんですが(ややこし)、二人とも優しい言葉をかけてくれてありがたかったです。
ところで叔父に、「もう納骨は済んだの?」と聞かれてしまいました。
もちろん(?)していません。
四十九日は何もしないままとっくに過ぎましたが、その他のこともするつもりはないし、遺骨は必要であれば、いつか近くの合祀墓に入れるつもりですが、今のところ予定していません。
叔父は奥さんを亡くしていて、その奥さんは、お寺だか神社だかの娘さんだったんです。
当然、法要のすべてを完璧に行っていることでしょう。
父の葬儀のときに短時間話しただけですが、叔父は今でも奥さんのことを思っているようなので、きっと仏壇に向かって話しかけたりもしているんじゃないですかね。
だから私の「なんにもしていません」という答えには、さぞドン引きしたことでしょう…
ただ、父はクソだったんですよ。
叔父は父と年がうんと離れているし、長年会っていなかったし、だからそれを知らないんです。
兄については、葬儀のときに私がブチ切れたのを見て多少はわかっているでしょうが、兄の性格が父譲りだということに気づいているかどうか…
私としては、クソな父のために大変な思いをして葬儀を行っただけで、十分過ぎるくらい十分だと思っています。
父の死に対する悲しみはゼロです。
でも、奥さんを愛していた叔父は、私と母も、父を亡くして気落ちしているのではないかと、そのことを気遣ってくれているみたいです。
いやホント、ゼロなんですけどね。
もしもゆっくり話せる機会があれば、そういうことも聞いてもらいたいし、奥さんの事やその他のことも聞かせてもらいたいですけど、実際にはなかなか難しいですからね。
いつか叔父の美しい誤解が解ける日が来るのかどうか…
きちんとしている叔父は、すでに親類に喪中はがきも出したそうです。
私はといえば、非礼は承知ですが、仕事関係の人などどなたに出せばいいかわからないので、年が明けてから、年賀状をくれた人に出せばいいかな、なんて思っています。
ホント、オキテ破りなことばかりしてすいません。