明日は来るのか?

日々の悩みやひとりごと

やるせないことの数々

昨日、母から兄に電話してもらったことは書きましたが。

何度も説明しているにも関わらず、誰一人私の真意を理解していないらしいことに、ガッカリしたというか、徒労を感じました。

もちろん、今までの経緯や兄の態度に腹が立っていることは当然ですが、別に私は怒りをぶつけるために彼と会おうとしているわけではありません。

ここにも何度も書いている気がしますが、ただ彼の本音を知りたいだけなんです。

でも、母でさえ、そこのところをあまり理解していないらしい。

年のわりにしっかりしているとは言え、高齢なことは父と変わりませんから。

母にとっては、どんなに卑劣でも、兄はかわいい息子に違いなく、むしろ父に対しての怒りのほうが大きいんです。

もちろん私だって、父に対しても怒っています。

ここには書いていませんが、父も自分勝手で卑劣な人間で、兄はその血を受け継いだんでしょう。

どうやら母は、そういう父と、今はあまり動けない自分を一人で抱えて苦労している私が、その不満を兄にぶつけたいのだと思っているようです。

でも私は経験上、受け止めるつもりも、その器もない相手に文句を言っても無駄だと知っているので、今回の案件はそういうことではありません。

兄も、母と同じようなことを想像しているのかもしれません。

メッセージのやり取りをして、兄の理解力に問題があることもわかりましたし。

そして、父ですが。

一連の母と私のやり取りや、兄との電話のことを聞いていて、母に「○○(兄の名前)はいつ来るんだ」と聞いたそうです。

もちろん、兄がうちに来ることはありません。もしかすると一生。

私は兄に、うちまで来てもらわなくても、うちとそちらの中間地点で会えばいいと言ったんです。

それはともかく、父は、いつも私や母にいろいろ注意されることを虐げられていると感じているらしく、どうやら、私たちよりも兄のほうが優しくしてくれると思っているらしいんです。

それで、兄が自分を迎えに来るのかと期待しているんでしょう。

何を根拠に? と呆れますが、もともと人の気持ちがわからない人ですし、なんでも自分の都合のいいように解釈する人ですし、今は認知症も進んでいることですし。

これは祖母、つまり父の母親のときも同じでした。

祖母も傲慢な人で、ずっと一人暮らしをしていたんですが、高齢になり、長男である父の家族、つまり私たちと同居することになりました。

でも、勝手な行動を繰り返した挙句、うちが気に入らず、叔母夫婦には拒絶され、一番かわいがっていた末の叔父は入り婿なので、次男の叔父の家に引っ越して行きました。

が、当然叔父夫婦とうまくいくはずもなく、最後は一人暮らしのアパートで亡くなりました。

お弁当を届けるサービスの人に亡くなっているところを発見されたそうです。

そういう血を引き継いでいる父と兄。

こういう人たちと対峙して、神経をすり減らすのが私の人生なんですね。虚しい。