明日は来るのか?

日々の悩みやひとりごと

人の心に憎悪を植えつけるということ

自分がこの先、高齢の両親を一人で見なければならないことはとても不安ですが、ネットの記事を読んだり、いろんな人と話したりして、世の中には同じような人がたくさんいることも知りました。

でも、私のように、なぜか兄に難癖をつけられ、まるで悪人であるかのように攻撃されるというパターンはなかなかめずらしいんじゃないですかね。

どうしたらそういう思考になるのかまったく理解できないし、とても腹立たしく悲しいですが、それは母も同じです。

母の中では、兄は「優しくていい子」だったのに、実はずっと昔からそうではなかったことを最近になって知り、ショックを受けています。

私が赤ちゃんの頃、兄は私を可愛がっていたそうで、母はずっとそのイメージを持ち続けていたようですが、私が物心ついた頃には、まったくそうではなくなっていました。

4歳半離れた妹を、ときには暇つぶしの、ときには鬱憤晴らしの道具として扱っていたと思います。

たとえば布団をかぶせて上から押さえつけるなんていうことは当たり前にあったし、無理難題を押しつけるとか、暴言を浴びせるとか。

でも、子供だから、そのとき近くに母がいなければ、わざわざ後から言いつけたりはしないんですよね。

だから、そういうことの数々を、最近になって私が話すまで、母はまったく知らなかったわけです。

私にしてみれば、遠い昔のことはどうでもよく、今の兄に憤っているわけですが、母親としては、過去のこともないがしろにできないようです。

母は過去に二度手術を受けていて、今月の初めに定期検診があったので、その結果が出てから、兄に手紙を書くと言っていました。

この数ヶ月の兄の態度にも、そういった過去の出来事にも怒っていて、母にもいろいろ言いたいことがあるわけです。

ただ、ずっと腰を痛めていて、いったんは少し回復したものの、また悪化したりして、検診の日を延ばしてもらい、ようやく二週間ほど前に行って来ました。

幸い結果に異常はなかったんですが、兄については、昔のことも今のことも、父のことも複雑に絡んでいますし、書きたいことがたくさんありすぎて、今はまだ、何をどう書いていいかわからない状態のようです。

まあ、時間が経って、忘れた頃に手紙が届いたほうが、兄により大きなダメージを与えられると思うので、ゆっくり書けばいいんじゃないかと思っていますが。

兄の思考がまともじゃないことはわかっているので、母の手紙を読んでどう思うかはわかりませんが、いくら屁理屈で武装しようと、自分を正当化しようと、事実は変わりませんからね。

表面的にどう思っていようと、潜在意識には確実に罪悪感が巣食っていると私は信じています。

母の手紙は、彼の罪悪感を刺激することと思います。

私自身は、彼のことは一生許さないし、彼こそ、うんと不幸になって苦しめばいいと思っています。

兄はもう、自分のしたことは忘れて、呑気にくだらないFacebookを更新しているかもしれませんが、私は今も毎日、彼のしたことを思い出すし、怒りが収まることはありません。

彼のあの性格なら、おそらく私以外にも、彼を憎んでいる人はいることでしょう。

その人たちの憎悪で、彼の心も体もどんどん蝕まれればいいと思っています。

私って執念深いんです。