明日は来るのか?

日々の悩みやひとりごと

兄に関する過去の不可解な出来事が現在に繋がった

ずっと忘れていたんですが、今回、兄の人間性を知ることになって、過去にあった出来事と、ちょっと繋がった気がしました。

多分10年以上前のことで、当時も今も事実を把握しているわけではないので、ぼんやりした書き方になりますが。

以前も書いているように、兄は両親に「将来一緒に住むから」と嘘を言って頭金を出させ、他県に家を建てました。

ちなみに、私は一度もその家に行ったことはありませんが。

普段から交流がないので、正確なところはわかりませんが、知っているだけで、兄はそこに引っ越してから4回仕事を変わっています。

実際は、もっと多いかもしれませんが、これは、その2番目の職場に関したことです。

あるとき、うちに年配の男性が訪ねて来ました。

私は顔を合わせていないんですが、兄の職場の上司だということでした。

兄の家からうちまでは、車で何時間もかかるので、何かのついでに寄ったのかと思いましたが、話をした父によると、「訴える」とか、裁判がどうとか言っていたらしいです。

ですが、又聞きですし、父も、その人が何をしにうちに来たのか、よくわからなかったようです。

それで、そのときはモヤっとしたまま終わったんですが。

それからしばらくして、兄が職場でトラブルになっているから、それに関する書類を書いてほしいということで、うちにやって来ました。

よく覚えていないのがもどかしいですが、たしか、トラブルの相手に対する法的な書類だったと思います。

詳しい話を聞く暇もなく、父に書類を書かせると、兄は食事もせずにそそくさと帰って行きました。

その当時は、まさか兄が、ここまで卑劣な人間だとは思ってもいなかったので(しばしば親に金の無心はしているにしても)、質の悪い上司に目を付けられ、嫌がらせをされたのかと思っていたんです。

ですが、ここ数ヶ月のことを思い返してみると、相手にも、それなりの言い分があったのかもしれないと考えるようになりました。

たとえ相手にも非があったとしても、兄は兄で失礼なことをしたんじゃないでしょうか。

そうでなければ、訴えるとまで言わないでしょう。

私は大人になってからずっと、兄や兄嫁に強い言葉を言ったことはないし、うちに来るときは大人数でやって来るので、料理を出したりなんだりで忙しくて、そもそも誰ともあまり話をしていなかったんです。

実は「話したくない」という気持ちも大いにありましたが。

それで彼らは私を甘く見たんでしょうね。

ろくに自分の意見も言えないやつだから、高圧的な態度でねじ伏せるのはたやすいと。

それで、屁理屈を並べて、無理やり事実を捻じ曲げて、散々私を侮辱するような態度や発言をしたわけです。

つまり、相手が弱いと思ったら、平気で嘘をついて、傲慢な態度を取るような人間なんですよ。

職場でも、そういうことがあって上司の怒りを買ったんじゃないですかね。

きっと別の職場でも、ひどいことをして敵を作ってきたんでしょう。

10数年前のことも、きっとそういう類の出来事だったんだと思います。

私が最初に出した手紙の返信が、あまりにも的外れで事実誤認がひどかったので、すぐに訂正の返信を出しましたが、その後返信は来ていません。

彼らは多分、父を押しつけられたり金を返せと言われるのが嫌で、焦って必死になって、おかしな手紙を送ってよこしたんでしょうが、私が求めているのがそういうことではないと知ってほっとしているのかもしれません。

私自身も、もうストレスでしかない失礼な手紙を受け取りたくないと思い、しばらくは郵便局のバイクが通るたびにビクビクしていました。

ですが、その反面、物足りない気もしています。

彼らのことだから、もう過ぎたことだと忘れて呑気に暮らしているかもしれません。

それも忌々しいですが、散々酷いことを言ったわりに、私は彼らの長女の奨学金の保証人にされたままなんですよね。

自分たちを正当化して人を激しく非難しておいて、それっておかしくないですか?

ようするに、やっていることすべてが自分勝手な都合で成り立っていて、道理に合っていないんですよ。

だから、もしも何か言って来たときには、即刻保証人を外せと要求するつもりでいるんですけどね。