司法書士事務所から、手続きが完了したと連絡があったので、書類を受け取りに行ってきました。
父が亡くなってすぐ、私が世帯主になったんですが、そのときにも肩にずっしりのしかかる重責のようなものを感じました。
今回、不動産の名義変更が完了し、土地と建物が、一言で言えば私の持ち物になったわけです。
辺鄙な場所の小さな土地と古い家はたいした価値があるわけでもありません。
それでも、今後一生私が管理していかなければならないのかと思うと、なんとも空恐ろしいというか…
たとえば自分が家庭を持ったり、自分で建てた家であれば、感じ方は全然違うと思うんです。
でも私は結婚もしていないし、ただ父が亡くなったから、そしてほかに誰もいないから相続するしかなかったというだけです。
なんとも言えない孤独と不安。
この気持ちに共感してくれる人がいないことも寂しさをかき立てます。
私ってなんのために生まれて来たんですかね。
父と母が何度も入院や手術をしたときは、こういうときに世話をするために生まれて来たのかなあと思いましたけど。
私にだって夢もあれば、生きたい人生もあったんですけどね。
それはともかく、まだすべての手続きが終わったわけではありません。
近々銀行に行って手続きをしなくてはならないし、その前に、明日電気屋さんがエアコンの掃除に来ます。
いろいろ検索したところ、結局エアコンが一番節電になるというんですが、本当ですかね?
石油ファンヒーターは壊れてしまったし、そもそも灯油を買うのもめんどくさいし、もうエアコンでいいか、と思っているんですけど。
私一人だったら、多分エアコンも使わないですけど、母がいるとそういうわけにはいかないので。
そういえば、来週は母の定期健診もあります。
また手術することになったりしたら、シャレになりません。
あー…いつか心が軽くなる日が来るのかなあ…
